真柏 (シンパク) 樹齢約70年
丹頂草(タンチョウソウ)
青枝垂れもみじ (アオシダレモミジ)樹齢約25年
瀬田川金梨地石 (セタガワキンナシジイシ)
八重椿 (ヤエツバキ) 樹齢約20年
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夕暮れもみじ(ユウグレモミジ) 樹齢約20年
4月4日は24節気の清明にあたります。
天地万物の気が満ちて、清く明らかになります。散り桜も美しくいよいよ春もたけなわ、新しい命の芽吹きが始まります。
真柏は深い山の崖のような場所でも生きるたくましい生命力をもっています。雷や突風に打ち倒され、舎利といわれる骨のような木の芯の部分が現われながらも捻転し枝葉を伸ばしています。
舎利はまるで彫刻されたアートのようでもあります。
丹頂草は葉に先立って花茎をすっと上げて、花を咲かせます。
丹頂鶴が首を上げるかのような姿にその名がついたようです。
別名にイワヤツデとも言い、葉姿がヤツデのように7列~9列に切れ込みます。
もみじには様々な品種がありますが、中でも青枝垂れもみじは人気の種類です。切れ込みの深い葉の形は涼やかでサラサラと風を運んでくれるようです。
瀬田川は琵琶湖から流れる川で、良質な水石が産出される名川といわれています。
金梨地とは字の如く、マグマの貫入により変化、再結晶された結果、梨の皮の様な表面になったようです。
冷たい冬の寒山から木々が芽吹き、草花が彩る錦の山となる姿を見てとれます。
椿には多くの品種があり、古くから大変な人気があります。
今回の椿はやや遅咲きで花弁が幾重にも重なる八重咲きの大輪花です。
江戸時代から親しまれてきた品種で紅乙女(コウオトメ)といわれるものです。
もみじには様々な品種があります。夕暮れもみじは日本原産の楓の野生種から、園芸化されたものです。
芽出しから赤く紅葉し、夏になるにつけ緑、そして秋にまた紅葉します。
銀座雨竹庵
