4月の 一ヶ月間限定で、春らしいロゼワインと、石川県産の北国らしいインパクトのある味わいの日本酒による、
お料理との春のマリアージュをお楽しみいただけます。
桜のようなロゼワインを前菜から、コースの前半で。
さらに、個性的でインパクトのある北国の日本酒はのど黒煮付けの溶岩石焼きとお楽しみください。
春心コース
12,000円 (税サービス料別)
ロゼワイン、日本酒がそれぞれ1杯つきます

桜の季節料理にぴったりのお酒を選びました。
〜 ロゼワインと春心 〜
シャトードゥピゼイ ロゼドソワレ

ロゼドソワレとはフランス語で黄昏時のロゼという意味です。
<特徴>
色 : 桜の様な薄紅色
香り : スグリ系の香りとわずかな白コショウ
味わい: 柔らかく豊か。
少し酸味のあるフルーツコンポンポート爽やかさもあります。
< 合う料理 >
チーズや生野菜、魚料理全般 全体的な印象は優しさと爽やかさのあるワインです。
ガメイ種の国際コンクール2017にて銀賞を取りました。
春心
< ストーリー >
西出酒造と言う百年ほどの歴史ある酒蔵で、代々家族経営で酒造りを行なっていましたが一度経営難になり経営は別の母体へ移りました。
そこでは金紋と言う銘柄を主軸にして造りを行なってましたが、数年前に西出裕恒さんが経営権を買い戻し家族含め3人で春心を復活させ新たな酒造りを開始しました。
製造量は約50石と日本酒業界ではかなり少なく(獺祭などは1万5千石)中々広くは手に入り辛いお酒になります。
< 味わい >
味わいは豊か、テクスチャー(舌触り)は程よく滑らかで甘みはブランデーやチョコレートの様、酸味はしっかり有りコクや旨味が多く、美味しい出汁を飲んだ時の様な感覚があります。料理と一緒に楽しんで頂くとより料理とお酒それぞれの良さを引き出します。
< 懐食での楽しみ方 >
冷酒で飲んでしまうと良さがわかりづらいお酒です。
常温又は燗(38℃程度のぬる燗)で提供します!
< 合う料理 >
出汁系の物全般
煮物や強肴なフカヒレ茶碗蒸し
椀物と一緒に飲んで頂いても面白いです
< その他 >
はっきり言って単体でいきなり飲んでも分かりづらいフルーティーで軽やかなお酒では有りません。
ですが出汁がしっかりして料理全体にボリュームがある懐食の料理と合わせるとあまり日本酒が得意で無い人でも引き込む魅力を持っています。
(杜氏さんも出汁を意識して酒造りを行なっていると言われてました)
dancyuでも特集され、日本酒を取り巻く飲食業界は今料理と合わせる事を意識したしっかりした味のお米を磨かない純米酒に流れている傾向があります。
懐食の様に軸がしっかりした料理にはこれくらい個性のある地酒であまり銀座では味わえない感覚をお客様に提供出来たらと考えています。